こんにちは。
最近ようやく神レンズを手にしてウキウキしているENO(enoki_space)です。
私は2022年の1月にFUJIFILMのミラーレス一眼カメラ『X-S10』を購入し、愛用しています。
とてもファンが多く、プロの方々も一目置くようなクオリティと支持されているカメラです。
そんなX-S10ですが、実際の使用感やどんな写真が撮れるのかが気になる方は多いのではないかと思います。
X-S10を使っている人のリアルを知りたい!
X-S10でどんな写真が撮れるの?
こんな疑問にお応えします。
『神レンズ』と呼ばれる『XF 35mm F1.4 R』というレンズを最近購入したので、それを持って大阪に行ってきました。
この記事では、旅の記録・成長の記録も兼ねながらX-S10と神レンズを使った作例の紹介をしたいと思います。
実際の写真とともに神レンズの凄さが伝われば嬉しいです。
神レンズを持った初めての旅
X-S10を購入してからカメラを持って旅に出たのは2回目です。
1回目の時も大阪でしたが、前回とは明らかに違うところがあります。
そう、神レンズ(XF 35mm F1.4 R)を持っているところです。
色々なところで絶賛されているこのレンズの真価を味わってきました。
フィルムシミュレーションについても、前回とは撮影スタイルを少し変えています。
前回は、クラシックネガで撮ることがほとんどでしたが、今回はほぼVelvia/ビビッドで撮りました。
というのも、ネモフィラ畑に行ったため明るくて色鮮やかな写真が撮りたかったからです。
今回撮影に使ったカメラ機材たちは↓です。
撮った写真たち
※ページ読み込みが遅くなるのを防ぐため画質は落としています。
まずは道頓堀のたこ焼きから
後ろがボケることでたこ焼きがとても綺麗に目立っています。
ちょうど太陽光が当たる場所で撮っていたのも功を奏しました。
F値は4.5。4.5でもここまでボケるんですね。
ちなみにレンズの名前はXF 35mm F1.4 Rなので、F値は1.4まで下げられます。
よく見ると奥の方のかつお節さえも少しボケていますね。
もう少しF値は大きい方がたこ焼き全体にピントが合って良かったかもしれません。
お店の看板と。
一見いい写真っぽいですが、たこ焼きは下からアングルであまり見えていないし、看板は店名が見えないほどボケているし、あんまり何を伝えたい写真なのか分からないですね…。
次はネモフィラ畑に行きました。花を撮るのは初めての挑戦です。
↑始めの方に撮ったネモフィラです。
ボケ感はいい感じだけど、撮りたかったイメージとなんかちょっと違う…。
何がいけなかったか、色々と試します。
↑露出でした。露出を上げて明るさを上げることで良い写真になってきました。
ちなみに上の2枚はほとんど同じ構図で撮っています。
見比べてみてください。2枚目の方が綺麗ですよね。
↑ちょっと引きで撮ったネモフィラです。
F値は6.4で、少し大きめにして撮りました。
↑1個前の写真と同じ構図で、F値を変えてみました。
6.4 ⇒ 5.0に。少し小さくしたので中くらいの距離の花が多少ボケていますね。
ちなみにシャッタースピードはオートにしているので写真ごとに自動で変わっています。
↑F値をかなり大きくしました。F14です。
XF 35mm F1.4 Rは最大でF値16まで上げられるので、ほぼ最大ですね。
この写真では特定の花にフォーカスせずに少し俯瞰して撮ってみました。
F値を大きくしたことで全体にピントが合っています。
最終的にめっちゃ綺麗に撮れた2枚を紹介します↓
↑この2枚、とてもお気に入りです。
明るさ、ボケ感、構図の全部が気に入っています。
あなたはどちらの方が好きですか?
あとはおまけです
↑トラックの色が空と同化していたのでパシャリ。
「MAISHIMA」が逆側だったので反転しているのがちょっと残念。
ネモフィラ畑よりも空を大きめに写して解放感を持たせました。
↑ブルーアイ味というソフトクリーム。
綺麗ですが、背景が明るすぎてネモフィラ畑であることが分かりませんね。
露出を上げすぎたかもしれません。
↑最後は帰りのバスの中から通りかかった建物をクラシックネガでパシャリ。
うむ、やはりクラシックネガはクラシックネガで良いですね。
花畑を撮るのには向いてないと思いますが…。
何とも言えないフィルム感というか、ノスタルジックな雰囲気を醸し出してくれます。
神レンズ『XF 35mm F1.4 R』を使ってみて感じたこと
まずは良かったこと。
「XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」よりもボケが綺麗だなと感じました。(18-55mmレンズと呼ぶことにします)
18-55mmレンズのF値の最低値は2.8。
今回のレンズは最低値1.4。
当然最低F値が小さいのでよりボケる写真が撮れるのですが、2.8よりも小さくなくともボケ感が強いように感じました。
今回のネモフィラ畑をメインとする撮影では、あまり2.8よりも小さくして撮ることは多くありませんでしたが…。
さすがは神レンズと謳われるだけあり、撮るのが楽しいほど写りが綺麗でした。
あとはピントを合わせる時にレンズがウィンウィンウィンと動くんだなということです。
元々他の方のレビューで知っていたのですが、18-55mmレンズにはこういう動きがなかったので新鮮でした。
何せ少し昔に開発されたレンズですので、機構が少しメカメカしいのだとか。
ただ別に気になるわけでもなく、「頑張ってピントを合わせようとしてくれてる感」みたいな可愛さを感じました。
あとはヴィンテージ物を使っている”ような”感覚がとても好みでした。
次に使いづらさを感じたところです。
焦点距離35mmの単焦点ということもあり、画角が狭いと感じることが多々ありました。
デメリットというわけではありませんが、最初に買ったレンズがズームレンズだったこともあり慣れるのに少し時間がかかりそうです。
やはり35mmであらゆる構図の撮影をカバーするのは難しいのでしょう。
ただ、引きの構図の写真が撮りにくいだけでレンズ自体はとても良い写りで感動しました。
F値をいじれるようになったことが成長
前回の撮影の時は、Autoモードで撮ることしかできませんでした。
初心者はまずはオートで、というやつです。
今回はF値のいじり方を覚えて行ったので、「こういう時はこういうF値がいいのか」という感覚を探りながら撮影を行えました。
またF値と同時に、露出も気にしながら撮れるようになりました。
F値と露出を、場面に合わせて自分好みに調整することで、明るさやボケ感を意識しながら撮れるようになったことが成長です。
夜の撮影が課題
夜の撮影はまだ難しいなと感じました。
昼間と同じようにして撮っているだけではやはりだめなのでしょう。
人を撮ると顔が暗くなってしまったり、街並みを撮ってもオレンジっぽいような写真しか撮れません。
夜の撮影のコツを勉強して修行していきたいですね。
今後の撮影での夜の撮影にご期待ください。
それでは。ENOでした。