こんにちは。
家では常に音楽を流しているENO(enoki_space)です。
みなさん、空気伝導イヤホンって知ってますか?
骨伝導イヤホンじゃなくて?
骨伝導とはまた違うんです
骨伝導とは全くメカニズムが違うので、骨伝導イヤホンとはちょっと違った使い方になるのです。
少し変わったスタイルのワイヤレスイヤホンを提供していただけることになったので、レビューしていきます。
空気伝導ワイヤレスイヤホン『Mu6 Ring』の紹介・レビュー記事です。
Mu6 Ringってどんなイヤホン?
簡単に言うとこんなイヤホン
簡単に言うとこんな特徴を持ったワイヤレスイヤホンです。
- 耳の近くでスピーカー再生するような空気伝導型のイヤホン
- 骨伝導よりは音漏れがする(そういうものなので仕方ない)
- 耳を塞がないので環境音も聞こえる
- 通話も可能
空気伝導型のイヤホンとは、耳元で音を出して空気を伝って音が聞こえるタイプのイヤホンです。
なので、頭蓋骨を振動させて音を伝える骨伝導イヤホンとは仕組みが全く違います。
骨伝導と空気伝導の違いを正確に言うとこんな感じ。
- 骨伝導:こめかみ付近から頭蓋骨に振動を伝え、内耳に音を届ける
- 空気伝導:耳の近くで指向性のあるスピーカーが空気を介して、鼓膜に音を届ける
要は、空気伝導は耳の近くにスピーカーがあって音を流している感じです。
なので骨伝導よりは音漏れがします。これはこういう作りなので仕方がないです。
どのくらい音漏れがするのかについて、後ほどiPhoneのスピーカーで例えながら解説します。
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外観・スペック
Mu6 Ringの外観や仕様、機能などについてまとめて紹介します。
まずは外観から
ちょっと光を当てすぎたので、実際には↑の写真よりももうちょっと暗くてかっこいい色です。
ーボタンで音量ダウン、「前の曲へ」ができます。
反対に+ボタンでは音量アップ、「次の曲へ」ができます。
真ん中の〇ボタンは、
- 長押し:電源オン/オフ
- 1回押し:一時停止/再生、電話に出る/切る
- 2回押し:Siriを呼び出す
ができます。
ここから音が出ます。
先を曲げると、耳もとにこのスピーカー部分が来る感じですね。
スペック・機能について
メーカー | Mu6 |
バッテリー方式 | 充電式 (Micro-USB) |
バッテリー容量 | 190 mAH (約10時間連続再生可) |
フル充電時間 | 1時間30分 |
デバイスとの接続 | Bluetooth 5.0 |
サイズ | 15.7×12.1×2 cm |
重量 | 35 g |
充電はめっちゃ長持ちですね。
通話 | 可(マイク内臓) |
音量変更 | -ボタン、+ボタンで可 |
曲変更 | -ボタン、+ボタン長押しで可 |
Siri呼び出し | 可 |
もはやこの辺の機能は必須ですよね
使ってみて良かったところ
メガネくらい軽い
重さはなんと35g!
開封して軽すぎてびっくりしました。装着感はメガネをかけているくらいの感じです。
500円玉が5枚分くらいの重さですね。
このイヤホンは耳の上にかけるタイプなので、重さで耳が疲れる心配はないですね。
ちなみにAirPods Proのケースだけでも45.6 gあるらしいです。[※1]
このイヤホンはAirPods Proのケースよりも10g以上も軽いのです。
イヤホンに軽さは正義です。
指紋の付きにくいマットな質感
表面はさらさらしている感じで気持ちいいです。
イヤホンってよく手で触るものだから、指紋が付きやすいとストレス溜まりますもんね。
「触っていて気持ちがいい」は意外と大事です。
付けていても外からはわかりにくい
耳を塞ぐタイプではないので「イヤホンを付けてる感」はあまり無いです。
それに加えて、髪の長さにもよりますが髪に隠れるので目立ちません。
走ってもずり落ちない安定性
Amazonの公式ページで「スポーツ用」と謳われているだけあり、多少激しい運動をしても落ちることはなさそうです。
ランニング用のイヤホンとしてピッタリなのではないでしょうか。
この安定性は、頭にしっかりとホールドしてくれるところにあると思っています。
写真の通り、伸びがすごいです。
手で軽く広げるだけでここまで広がるくらい柔らかいので、しっかりと頭の形にフィットして落ちないのだと思います。
しかも超軽いので。
この辺の使い方は後ほどまた解説します。
使ってみて気になったところ
長時間付けていると耳が痛くなる
耳の上に若干触れているので、3時間くらい連続で付けているとちょっと耳の上の部分が痛くなります。
耳に触れる部分がゴムなどの柔らかい素材になっていたらもっと良かったですね。
ただこれは付け方や耳の形によって個人差はあると思うので、一概には言えないかもしれません。
耳に優しい素材に改良されることを期待
音質はふつう
耳の中に直接音を届けるタイプではないので、高音質というわけではないです。
かといって音質が悪いわけでもなく、音質に関しては良くも悪くもないといった感じです。
Proじゃない方のAirPodsとか、iPhoneに付属していたApple純正のイヤホン(EarPods)の音質くらいです。
もしくはあれよりちょっと良いくらいでしょうか。
デメリットみたいに書いてしまいましたが、高音質を求めている人にとってはがっかりするかもしれないのでそうしました。
ちなみに私自身はこの音質めっちゃ満足してます。
こんな人におすすめ
耳に入れるタイプのイヤホンは嫌だ!っていう人
耳を塞ぐタイプは、耳の中が蒸れて気になりますよね。
菌も繁殖してるっていうし…。
上の画像はMu6 RingのAmazonページの画像です。
画像の上のようなカナル型のイヤホンだと、耳の中が密閉されて菌が繁殖し放題な状態になってしまいます。
Mu6 Ringは何度も言っているように耳を塞がないタイプのイヤホンのため、耳が蒸れることからおさらば。
家の中でイヤホン使って音楽聴いてると耳が蒸れて嫌なんだよな……。
かといってヘッドホンは高いし、スピーカーは音が周りに聞こえて嫌だし。
という人にはぴったりなのではと思います。
骨伝導ってちょっと怖いよね…っていう人
まあ、気持ちはちょっとわかります。
骨伝導イヤホンって、耳をふさがないから使いやすそうだけど、骨を振動させて音を伝えてるって本当…?
それ体に悪影響とか無いの…?大丈夫なの?
っていう人にはこの空気伝導イヤホン、おすすめです。
安心してください、Mu6 Ringは頭蓋骨を振動させたりしません。
耳の近くで指向性のある小型のスピーカーが音を鳴らし、耳が空気を介して音を拾うだけです。
何も危険なことはありません。
まあ、骨伝導も別に危ないものではないんですけどね
環境音も聞こえる状態で音楽を楽しみたい!っていう人
例えば、
家事をしながら音楽を聴きたい。
でもカナル型とか耳に入れるタイプのイヤホンだとピンポン鳴ったことに気づけないし…。家族に呼ばれたときに気付けないと困るし…。
みたいな人にはおすすめです。
耳がガラ空きで、音楽を聴きながらでも周りの音がしっかり聞こえるので。
私は一人暮らししているのですが、だいたいいつも音楽を聴きながら生活をしているんですよね。
デスクで作業したり、洗濯物取りに行ったり、場所をよく移動するのでどこでも聴けるようにしたいのです。
普通のイヤホンだとずっと付けていると耳が蒸れるし疲れるしっていうので、結局iPhoneのスピーカーで流したりすることが多くなります。
Mu6 Ringに出会ってからはこれを付けて家の中をウロウロしています。そんな感じで使っています。
気軽にパッと頭につけて家事をするのが気持ちいいです
ランニングしながら音楽を聴きたい!っていう人
ランニングなどスポーツをしながらのイヤホンとしては本気でベストだと思います。
Amazonの商品ページでもスポーツ向けということがちゃんと謳われていますね。
試しにこれを付けて軽く走ってみたのですが、全くずり落ちそうにありませんでした。
なにせ、ボディーが柔らかくホールド力がしっかりとあるんですよね。
これ本当か?と思って実際にやってみたらまじでここまで曲がりました。
骨伝導イヤホンってこめかみ部分に振動する箇所を当てて、頭蓋骨に音を伝えているのですが、
走ったり運動しているとそれがふわふわして聴こえづらくなったりしないのですかね?
すみません、骨伝導イヤホンを付けて運動したことが無いのでわからないのですが、今度やってみます。
仮にそうだとしたら、ランニングなどのスポーツには骨伝導よりも空気伝導の方がちゃんと音が聞こえて安定しそうな気がしています。
逆にこんな人にはおすすめしにくいかも
おすすめしにくいのはこんな人です。
- 音漏れは絶対にしたくない人
- 低音もバッチリな高音質で音楽を楽しみたい人
そんな人は次のような選択肢を検討するといいかもしれません。
- 音漏れは絶対にしたくない人へ
-
少しでも音漏れを抑えたいなら骨伝導イヤホンの方がいいかもしれません。(骨伝導でも音漏れはします)
それか1ミリも音が漏れたくないような人はおとなしくカナル型イヤホンを買いましょう。
- 低音もバッチリな高音質で音楽を楽しみたい人へ
-
超高音質で音楽を聴きたいなら、SONYなどの良いヘッドホンを買いましょう。
骨伝導や空気伝導イヤホンにそこまでの高音質は求めないでください。
ただ、外音取り込み型のイヤホンに匹敵する、いやそれよりも少し良いくらいの音質は保証します。
よくある質問
まとめ
Mu6から発売されている「Mu6 Ring」という空気伝導ワイヤレスイヤホンをレビューしました。
骨伝導との違いは、
- 骨伝導:こめかみ付近から頭蓋骨に振動を伝え、内耳に音を届ける
- 空気伝導:耳の近くで指向性のあるスピーカーが空気を介して、鼓膜に音を届ける
でしたね。
要するに耳の近くで指向性スピーカーを鳴らしている感じです。
空気伝導イヤホンは、骨伝導イヤホンよりも少し音漏れがするので、自分がどっちに合うか判断してから選ぶとよいでしょう。
個人的には、ふとした時に家の中でパッと頭につけて音楽を楽しむのにぴったりだと思いました。
あとはランニング用のイヤホンとしてもですね。
ちなみに色は2色あって、今回紹介したダークブルー以外にもレッドがあります。
【Amazon情報】
通常価格 8,580円 → セール価格 6,864円
→ クーポンを使用すると5,864円(ダークブルー)で購入できます。
それでは。ENOでした。
出典・引用元
- ※1:「Apple公式サイト」https://www.apple.com/jp/airpods-pro/specs/
- ※2:「Amazon公式商品ページ」https://amzn.to/3HGxIoQ